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オリジナル恋愛短編漫画『恋愛しょーとしょーと』。

今回はInstagramで話題の漫画家・胡月さんが描く、義理チョコのお返しを心密かに待つ大学生のお話です♪

第43話:始まりのホワイトデー

「バレンタインとホワイトデーって、なんで一カ月も間あいてるんだろうねー」
「ぶっちゃけ貰って両想いなら、すぐ返事するよね~」
「ホワイトデーまで待ってる時点で、もう何も始まらないよね」
「…もしかしたら、義理って体でした渡せなかった、私みたいな臆病者が、お返しを楽しみにするための、束の間の一カ月なのかもしれないよ…」 「え、嘘ごめん、渡してたの⁉」
「うん…渡したっていうか、皆に配ったって感じだけど…」
「サークルの先輩だっけ?サークル全員に配った感じかぁ」
「そう…」
「イベントがないとプレゼン地なんてできないし、ただのお返しでも何か貰えるのは嬉しいからさ…」
「あやねごめん~汗、ホワイトデー応援してるよ!!」 ――何も始まらなくたって、今はまだお返しを貰えるたけで十分だから。
「あれ、あやねちゃん、まだ残ってたの?」
「あ、わ、忘れ物を取りに…神田さんこそまだいたんですね」
「あー、うん」 「ちょっと調べ物をねー」
――どうしよう、神田さんと2人きりで話したことなんでないから、何を話したらいいか分からない……
「ホワイトデーのことなんだけどさー」 「お返し、どんなのがいい?」
「え…どんなの…って…?」
「色々調べてたんだけど、お菓子がいいとか、消え物じゃない方がいいとか、今何か欲しい物があるならそれでも」 「それか…」
「今度2人で一緒に解に行く?」 「えっ、く、くれた人全員にそうしてるんですか…?」
「いや?他の子にはお菓子で返すつもり」
「じゃあ、なんで…」
「…一ヶ月考えたけど」
※バレンタインの回想
「あの、これ、皆に配ってて、なので神田さんもよければ…」 「あれは、他とは違うのかなって」
「義理じゃないなら、何かが始まっても、おかしくないよね」

勇気を出して渡した“義理チョコ”――そしてそんなあやねちゃんの本音を察した神田さん♪

これは何かが始まる予感♡

『恋愛しょーとしょーと』は不定期で更新中♪


他のお話もぜひ読んでみてくださいね!


▼このお話の続編(第61話・前編)

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