PC版だけでなくコンソール版がリリースされたタクティカルシューター『VALORANT』。前回の記事では基本モード「アンレート」のルールを解説した。
今回からは「アンレート」のアタッカーサイド、ディフェンダーサイドにわけて基本の立ち回りを解説。『VALORANT』らしい戦い方を身に付けよう。
アタッカーサイドの勝利条件
まずはアタッカーサイドでラウンドを勝利するための流れをおさらいしよう。基本的にはスパイクを設置して起爆させることが勝利条件。その間、敵を全滅させても勝利となる。
スパイクを設置する(敵を全滅させるとその時点で勝利)
↓
スパイクの解除を阻止する(敵を全滅させるとその時点で勝利)
↓
スパイクが起動する(勝利)
ちなみにスパイク設置に成功すると、勝敗に関わらず、次のラウンド開始時に300クレジットが味方全員に追加される。またスパイクを設置したプレーヤーは、アルティメットスキルを発動に必要なアルティメットポイントが1ポイント追加される。
敵を全滅させて勝利した後でもスパイクは設置できるので忘れずに設置しておこう。
【スパイクを落としてしまったら】
スパイクを所持しているプレーヤーがデスしてしまうと、その場にスパイクを落としてしまう。落ちたスパイクは再びほかのプレーヤーが所持するまで、敵に視認されてしまうので不利状況になってしまう。
スパイクを持っているプレーヤーは、万が一のことに備え、ほかの味方と同行すること。単独行動をして、サイト内にスパイクを落としてしまったら目も当てられないぞ。
オーソドックスな設置の流れを覚えよう
スパイク設置の基本は、仲間同士足並みをそろえてひとつのサイトへと向かうこと。散り散りになって進軍するのはリスクが高く、チームワークも取れないので、どれかひとつのサイトに絞ることからはじめよう。
「アンレート」のような即席パーティーの場合、どのサイトに攻めようなんていう話し合いはなかなか発生しない。どこを攻めたらいいのかわからない場合は、味方が集まってる側のサイトに向かうのが得策だ。
向かうサイトが決まったら、いよいよ進軍開始だ。オーソドックスな3つの攻め方を覚えておこう。
ラッシュ
最もオーソドックスでシンプルな攻め方。各サイトのメインルートを全員で一気に攻め、人数差を生かしてサイトを制圧。そのままスパイクを設置する。
挟撃
部隊をふたつに分け、サイトを挟み込むように攻める。撃ち合いの際、人数差は発生しにくいが、サイト内で守っている敵を挟み込めるため、注意を分散させやすい。
ローテート
回転を意味するローテート。『VALORANT』におけるローテートは、攻めようとしたサイトを諦め、別のサイトに攻め直すことを示す。略してローテともいわれることも。攻めようと思ったら、なんとなくサイト内に敵が多い気がするとか、思いのほかアビリティーで進入を阻止され、なかなかサイト内に進入できない時など、思い切って作戦を仕切り直す攻め方だ。
【ラークをしてみよう】
ラークとは身を潜めて単独行動をするポジションを示し、ラッシュや挟撃には参加せず、単独で反対側のサイトの情報を集めるポジションを示している。特に初心者に刺さる戦術でもあり、初心者がやりがちな戦術でもある。
ラークの大きなメリットは情報収集だ。周辺に敵が何人いるとか、どのエージェントがいるのかとか足音やアビリティーの音で情報を集め、本隊に報告するといった感じ。あわよくば、敵の奇襲を付いてキルを狙うなんてこともできるので、非常に重要な役割となる。
例えば、本隊がAサイトで2キルした際、ラークをしているプレーヤーがBサイトに3人いることが確認できて、それを本隊に報告していれば、Aサイトが完全に安全だということが分かり、一気に戦況は有利になる。
とにかくラークはデスしないこと、無理に撃ち合わないことが大前提。情報を集めたらチャットやVCで味方に情報を共有することを忘れずに。味方に情報を共有しないで、ただラークしているだけでは、自己満足プレーになりかねないことも注意しておこう。
ラークという立ち位置は、一般的にデュエリストは不向き。索敵しやすいセンチネルがおすすめだ。
スパイク解除を阻止しよう
無事にスパイクが設置できたら、スパイクを解除に向かってくる敵を阻止するのだが、その前にスパイク設置のセオリーも紹介しておこう。スパイクの設置には、大きく分けてオープン設置とクローズ設置の2種類があり、オープン設置は射線の多い開けた場所に設置すること、クローズ設置は木箱などに隠れた場所に設置すること示している。ちなみに、スパイク設置にかかる時間は約4秒。その間は無防備になるので、倒されないようほかの味方はサポートに徹しよう。
スパイク設置の際、敵がすぐに設置を阻止してくるかもしれないと思ったらクローズ設置。比較的広いエリアの安全が確保されているのであればオープン設置を狙ってみよう。
設置が終わった後は解除阻止のプランを考え、スパイクを解除させないように立ち回る。ここでは基本的な解除阻止の方法を紹介しよう。
早めの撃ち合いで阻止
撃ち合いに自信がある、または敵がすぐ近くにいる場合は、あれこれ考えずに撃ち合いで制するのもひとつの手だ。サイト内で耐え、向かってくる敵を各個撃破するといった感じだ。
【裏取りを警戒しよう】
スパイクを設置した後、裏からスパイク解除に向かってくる敵もいる。そういった敵に一網打尽にされてしまうと非常にもったいないので、裏取りは常に警戒しておきたい。
アビリティーやピークで時間稼ぎ
敵を倒すことが最重要ではなく、スパイクを起爆させることが最重要だと考えると、アビリティーやピーク(チラ見)で時間を稼ぐことが効率的だ。
【スパイクを解除しているかどうかを確認しよう】
敵がスパイクを解除すると解除音が聞こえる。しかし、解除したそぶりをして、撃ち合いに備えている場合もあるため、うかつにピークするのは避けたい。実際に解除中なのか解除フェイクなのかは、スパイクの状況を見て確認しよう。
なおスパイクは解除までに7秒かかり、半分ずつ解除することができる。半分まで解除すると、一度解除をやめても、次は残りの半分から解除がはじめられる。半分まで解除することをハーフ解除という。
スパイクを解除する側は、ひとまず半分までの解除を目指すため、3.5秒間はスパイク解除のために無防備になる。スパイク解除の音が聞こえてから約3秒後にピークすることで、相手が解除していようがしていまいがプレッシャーを与えることができる。解除音が聞こえたからといってすぐにピークするのではなく、ちょっと時間をおいてからピークするといった駆け引きを覚えておくといいだろう。
まとめ
ということでアタッカーサイドにおける攻め方の基本、またスパイク解除の駆け引きについて解説した。今回は解説していないが、攻める際はしっかりとアビリティーを駆使して戦うことも重要だ。自分が使用しているエージェントが、どのようなアビリティーを持っていて、どのような使い方ができるのかというのも工夫しながら戦いを有利に運んでいこう。
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いのかわゆう
ゲーム好きが高じて、大学を中退したのちゲーム攻略本の出版社に就職。その後、フリーランスのライターとして活動を続け、現在はさまざまなウェブメディアでライター、ディレクター、カメラマン、デザイナーとして活躍。生涯書いた攻略本は200冊以上、インタビュー数はのべ100人以上。最近はゴルフにはまっている。
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