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『恋愛しょーとしょーと(第52話)』サムネイル

オリジナル恋愛短編漫画『恋愛しょーとしょーと』。

今回はInstagramで話題の漫画家・胡月さんが描く、梅雨の季節を迎えた幼なじみふたりのお話です♪

第52話:秘密はお互い様

――梅雨が始まったあの日。
(バス乗ってる間に降り出したんだ…)
「…あれ?」
—―バス停から出られず立ち尽くす私の目の前を、偶然通りかかった、好きな人(幼馴染)。
「傘ないの?入ってく?」 ――君と相合傘で帰れたことが嬉しくて、忘れられなくて、あの日以来、噓をついて迎えに来てもらうのが、やめられない。
「なんで傘ないんだよ。今日は朝から雨降ってただろ」 「ば、バスの中に忘れちゃって…」
「それ明日大丈夫か?」
「明日は折り畳み使うから!」
(嘘ついてごめん…!!)
「まぁ家近いし俺はいいんだけどさ。気をつけろよ」 ――だけどそんな嘘も、そろそろ厳しくなってきたのが現実…。
「おじゃましま~す」※傘に入るヒロイン
「どーぞ」
(ていうか本当はもうとっくに気付いてるんじゃ…言い訳が苦しい自覚はある…) 「バス通学大変だな~」
――いっそ気付いていたらいいのに、とも思う。きっとあと数日でこの梅雨は明けてしまう。別々の高校に進んでから接点が少なくなってしまった君と、こうして話せるのもあと数回。 ――気付いてるなら、そう言ってくれたら、そしたら私、勇気を出せるのに…―――。
「…ねぇ、」
「こんなに傘忘れるなんて、おかしいなって思ったことある?」
「…え?」 「…?何で?」
「えっ、気付いてないの⁉」
「あっ、しまった」
「えっ何を……え?」 「…じゃあそっちも気づいてないわけ?」
「え?」
「俺がわざと、傘一本で迎えにきてること」

鈍感なのは、お互い様♡

こんな梅雨なら明けないで欲しい……!!

『恋愛しょーとしょーと』は不定期で更新中♪

他のお話もぜひ読んでみてくださいね!

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