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PC版だけでなくコンソール版がリリースされたタクティカルシューター『VALORANT』。前回の記事では基本モード「アンレート」の基本的な立ち回りとしてアタッカー編を紹介した。

 

今回は対するディフェンダーサイドの立ち回りの基本を解説。右も左もわからないといった人の手助けになれば幸いだ。

 

ディフェンダーサイドの勝利条件

 

まずはディフェンダーサイドでラウンドを勝利するための流れをおさらいしよう。基本的にはアタッカーサイドのスパイク設置を阻止することが勝利条件となる。その間、敵を全滅させても勝利となる。

 

スパイク設置を阻止する(敵を全滅させるとその時点で勝利)

スパイクが設置された場合、設置されたスパイクを解除する(敵を全滅させるとその時点で勝利)

 

▲サイト内に攻めてくる敵の進軍を抑えることが勝利のカギとなる。とにかくスパイクを設置させないこと(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲万が一スパイクが設置されてしまった場合は、スパイクが起爆する前に解除すれば勝利となる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

アタッカーサイドと大きく異なるのが、スパイクを設置された場合、敵を全滅させたからといって勝利にはならない。設置されたスパイクを解除できなければ敗北となる。

 

▲スパイクは設置後45秒後に爆発。時間内に解除できなければ、たとえ敵を全滅していてもアタッカーサイドの勝利となる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

オーソドックスな陣計を覚えよう

 

ディフェンダーサイドでまずやるべきことは撃ち合いではなくエリアの確保。敵が進軍してくるであろうエリアを確保して情報を集めることからはじまる。

 

▲アセントの例。アセントは大きく分けて4つのエリアがサイトへとつながっていて、アタッカーサイドは主に矢印のような進軍経路で攻めてくる。まずはこの4つのエリアに味方を配備しよう(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲Aメインではサイト内の入口で敵の進軍を確認してみよう(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲Aツリーからは中央リンクから向かってくる敵を確認することができる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲中央マーケットからは中央トップから向かってくる敵を確認できるほか、Bメインでの撃ち合いにもすぐさま加勢できる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲Bメインは壁際で敵の情報を確認したり、くぼみに隠れて奇襲を仕掛けたりできる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲Bサイトはキルジョイの「タレット」やサイファーの「トラップワイヤー」で進軍を阻止するのもオーソドックスだ(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

これはあくまでこの位置から攻めてくる敵が見えるというだけで、安全というわけではない。こういった場所で棒立ちで待ち構えるのではなく、後述するテクニックを活用して敵の情報を集めてみよう。

 

今回はアセントというマップを例に解説したが、基本的な考え方は全マップ共通。とにかくラウンド開始直後はサイトへの抜け道を防ぐことが大切だ。手分けをして各エリアを守ることからはじめよう。

 

敵を発見したら味方に報告しよう

 

陣計を固め、ラウンドが進行したら敵の情報を集めよう。上記の解説のようにディフェンダーサイドは単独で広いエリアを担当することになるため、いきなり撃ち合いに行くのはリスクが高い。基本的にアタッカーサイドは複数人で行動しているため、撃ち合いの状況が不利になりがちなのだ。万が一撃ち合いに負けてしまった際、そのエリアを敵に奪われてしまうので、まずは情報を収集して味方と共有しよう。

 

足音を聞く

 

最も簡単な方法は足音を聞くこと。敵が近くで走っている場合は足音が聞こえる。足音の数が多ければ多いほど、そこから進軍してくる可能性が高い。逆に、ひとりの足音しか聞こえなかった場合は、別働隊がいる可能性も高いのでほかのエリアにも気を配りたい。

 

▲足音が聞こえる範囲は、走っているプレーヤー周囲30m前後なので、足音が聞こえるということは近くにプレーヤーがいるということだ。敵が近づくにつれて足音も大きくなり、走ってくる方向から足音が聞こえる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

同様に、敵の銃声やアビリティーを使用している音も近くにいれば聞こえる。味方以外の行動音は敵がいる証拠。しっかりと音を聞き分けよう。

 

ピークする

 

リスクはあるが最も確実に情報が収集できる方法がピークだ。ピークとは壁際からのぞき込むことを示していて、『VALORANT』においてもピークは非常に大切なテクニックとなる。

 

▲スタンダードなピーク。横移動で壁からスッと顔を出してすぐに壁際に隠れる。仮に敵に見つかったとしても撃たれるリスクは少なく情報だけを収集できる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲その名の通りジャンプをしながらピークをする。通常のピークよりもトリッキーな動きになるため、さらに撃たれるリスクが少なくなる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

ジャンプピークはやや操作が難しく、[Wキー]で前進しながらジャンプをし、ジャンプ後に[Wキー]を離して、[Dキー]+マウス操作といった感じで壁際に戻る。空中でマウス操作をして壁際の方に照準を合わせるのがポイントだ。

 

ピークは一瞬で敵を視認できるというメリットがあるが、一瞬過ぎて敵がいるのか判断できないというプレーヤーもいるかもしれない。しかしピークのメリットは目の前の敵が視認できるというだけでなく、ミニマップにも視認した敵が表示されるというところに大きなメリットがある。

 

▲例え一瞬だけ見えたとしても、ミニマップには数秒間視認した敵の情報が表示される。もちろんミニマップに表示された敵はほかの味方にも共有されるので、ピークによる敵発見は非常に大きな情報源となる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

アビリティーを使う

 

索敵効果のあるアビリティーを使えば敵と鉢合わせすることなく、安全に敵の情報を得ることができる。使用には回数制限があったり、購入する必要があったりと何度も使うことができるものではないが、非常に強力な索敵方法だ。

 

▲ソーヴァの「リコンボルト」はオーソドックスな索敵アビリティー。範囲内の敵を壁越しから確認できるほか、仮に「リコンボルト」を破壊されたとしても、その場に敵がいることがわかるのが強み(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲サイファーの「スパイカメラ」はカメラ越しに敵を発見することができる。破壊されるまで使用し続けられるので、簡単に敵を見つけやすいのが強みだ(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲キルジョイの「タレット」は敵を見つけると射撃で反撃するトラップ型のアビリティー。敵がいなければ動作しないため、動き出した=敵がいるという判断ができる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

比較的使いやすいアビリティーは上記の3種。撃ち合いは苦手だけどしっかり情報は集めたいといった人はこれらのエージェントを使ってみるといいだろう。

 

上記の方法で敵を発見したら、ピンやVC(ボイスチャット)で味方に報告すると効果的だ。逆に、味方から敵がいるという情報を共有されたら、味方の救援に向かおう。

 

▲情報は多く確実なものほど有益となる。敵が複数いる場合は「4人以上敵がいる」とか「多めに敵が来てる」といった感じで、ピンを刺しながらおおよその敵の数が伝えられるとなお良い。[Mキー]でマップを表示して、左クリックを長押しすれば「ここに注意!」のピンを刺すことができる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

VCが苦手だったり、慣れないうちは「ここに注意!」のピンを連打して注意を促すだけでもOKだ。ただし、憶測でピンを刺しすぎて味方を混乱させないこと。なるべく確実性のあるものだけを報告するようにしよう。

 

【ミニマップを見よう】

 

ミニマップには味方が見つけた敵やトラップなどの情報も共有されるため、目の前で撃ち合いが発生していないときは積極的に確認したい。遠くで味方が撃ち合っていたり、キルログが表示された場合は、どこで交戦しているのかをチェックすることも大切だ。

 

▲例えば、上記のようにAサイトで交戦を確認。ミニマップに表示されている情報やVCですべての敵がAサイトにいるのが確認できれば、おおよそ青く囲んであるエリアはこちら側が掌握できると判断できる。交戦している場所から離れていれば足音を聞かれることもないので、走って合流できる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

ディフェンダーサイドでは、特に陣取りゲームを意識して、どこまでのエリアが現在安全なのかを把握できるだけで非常に守りやすくなる。敵をじわじわと狭いエリアに追い込み、挟撃を試みてもいいだろう。

 

味方と合流するまで時間を稼ごう

 

敵の進軍が確認できた場合は、できる限り時間を稼ぎたい。手っ取り早い方法としてはスモーク系のアビリティーや、フラッシュ系のアビリティーなどで視界を防いだり、通行を妨げるトラップ系のアビリティーを使うのがおすすめ。

 

▲オーソドックスな時間稼ぎとして有効なのがスモーク系のアビリティー。進入経路をふさぐだけで敵の進軍を遅らせることができる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

▲あえて誘い込んでトラップ系のアビリティーで進軍を食い止めるのもアリ(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

『VALORANT』は各エージェントがさまざまなアビリティーを使うことができる。武器だけで撃ち合うよりも、アビリティーを駆使して撃ち合う方が戦いやすいということを覚えておこう。もちろん、奇をてらっていきなり撃ち合いに行くなんていう奇襲も効果的。

 

相手に悟られないような大胆な立ち回りも時には有効になる。

 

スパイクを設置されたら立場が逆転

 

万が一スパイクを設置されてしまった場合は、立場は一変する。アタッカーサイドのように、味方一丸となってサイトに攻め入り、敵を全滅させながらスパイク解除を試みよう。

 

▲スパイク解除に向かう際は、裏取りも効果的な手段。当然、アタッカーサイド側も裏取りを警戒しているので、撃ち合いに自信があるなら挑戦してみよう(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

スパイク解除の駆け引きについては、アタッカー編の記事も参考にしてほしい。

 

【解除フェイクをしてみよう】

 

スパイクを解除しようとすると、まず解除音がなる。解除音は敵にも聞こえるため、解除音を鳴らすことで敵にスパイクを解除していることがバレてしまう。これを逆手にとって解除音を鳴らしたらすぐに解除を止め、解除を阻止に来た敵と撃ち合いで勝負するといった駆け引きが可能だ。

 

▲解除音は一瞬でも鳴らせば、敵側は解除をし続けているように聞こえる。スパイクをスモーク系のアビリティーで覆い、中で解除をしているように見せかけて裏側から狙撃するといったフェイクもかけられる(© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.

 

まとめ

 

ということでディフェンダーサイドにおける守り方の基本について解説した。アンレートはカジュアルな対戦であるため、もっと気楽にプレーを楽しんでいるプレーヤーも多い。ただし、今後はコンペティティブでランクを上げたいという目標があるならば、『VALORANT』の基本の戦い方を覚えておくのもアリ。

 

プレーをする中で、ただ撃ち合うだけでなく思考を巡らせながら戦況を見極めて戦うと、より『VALORANT』を楽しむことができるだろう。

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いのかわゆう

ゲーム好きが高じて、大学を中退したのちゲーム攻略本の出版社に就職。その後、フリーランスのライターとして活動を続け、現在はさまざまなウェブメディアでライター、ディレクター、カメラマン、デザイナーとして活躍。生涯書いた攻略本は200冊以上、インタビュー数はのべ100人以上。最近はゴルフにはまっている。

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