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『恋愛しょーとしょーと(第75話・後編)』のサムネイル

オリジナル恋愛短編漫画『恋愛しょーとしょーと』。

今回はInstagramで話題の漫画家・胡月さんが描く第75話の後編。先輩に連れられてレストラン街へやってきたヒロインちゃん。その結末は――?

前編・中編のおさらいは以下!

 

 

第75話(後編):偶然の邂逅(かいこう)は何度でも3

――小洒落た和食屋に入ろうとした先輩を引き止めて、その隣の安いことで有名なファミレスに入って、その中でも一番安いドリアを頼んだ私に、あれこれサイドメニューを付け加えて無理矢理口にねじ込んだ先輩は、

「これはお前の就職祝いだ。安すぎるけどな」 ――そう言って笑った。 「これ以上施しを受けるわけにはいかないです…だって私は先輩に何も返せていません」

「…お前によく頼んでいた購買の限定のパン、あれは美味かった」 「…え?」

「俺は研究棟に籠ってたし、お前がいなかったら一生食べる機会はなかったろうな」 「…そのお代はすでに教科書でいただいてます」 「食堂で難なく座れたのも、書類のホチキス留めも助かった」 「それももう、家電で十分すぎるくらいいただきました」

「…俺、ここのファミレスのメニュー、結構好きなんだよな」 「…?」

「家族連ればっかで、1人では入りづらいのが難点だ」 「え…え?」 「本当は毎週でも食いたいんだけどな」 「??」 「あーあ、来週の動揺もまたここに来るかもな」 「…で、偶然お前に会うかもしれないな」

「そうしたら俺はまたこれを食えるんだろうな」 「?」 「…それに」

「お気に入りの後輩の瘦せこけた姿は、俺の健康に悪いからな」 「お前の家の家電が揃うまでは、俺らは毎週土曜日に、ここで偶然会うんだよ」

先輩の言葉に赤面してしまうヒロインちゃん。毎週土曜日が特別な日になりそうです♡

『恋愛しょーとしょーと』は週一で更新中♪

他のお話もぜひ読んでみてくださいね!

※『恋愛しょーとしょーと』を 1話から読む

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